4年前の民主党ブームがウソのようだ。
今年7月に行われた参院選では、改選前の44議席が17議席へと激減。衆参ともに第一党からすべり落ちることになった。鳩山、菅政権で、外交と経済で失政が続いたことが大きかった。野田政権で保守化して巻き返しを図るが果たせず、現在は海江田万里代表が「船頭」となっているが、沈み始めた"タイタニック"を浮上させられるかが注目を集めている。
幸福の科学では公開霊言シリーズで各党の党首の守護霊を呼び出しているが、ついに今回、海江田代表が登場することになった。8月29日に全国書店で発売される『海江田万里・後悔は海よりも深く 民主党(タイタニック)は浮上するか』(大川隆法著)がそれだ。
海江田氏は、参議院議員だった野末陳平氏の秘書を経て経済評論家としてテレビを中心に活躍、分かりやすい解説で人気を博していた。1993年に日本新党から出馬して衆院議員となり、96年に鳩山由紀夫氏や菅直人氏らと民主党を結成した。
霊言の注目ポイントは、民主党が進めてきた原発停止や消費増税について、経済通である海江田氏が本音ではどう考えているか。
常識的に考えれば、景気回復を図るなら原発は再稼働させるべきだし、消費税は増税すべきではない。しかし、民主党の代表という立場でそれを言えば、それまでの政策を自ら否定することになってしまう。そんなジレンマを抱える海江田氏の苦しい胸の内が本書では明かされる。これはメディアからは決して見えてこない内容だ。
敗者にも言い分がある。負け方にもいろいろある。「敗北とは何か」を考えさせる貴重な一書だ。
【関連書籍】
幸福の科学出版 『海江田万里・後悔は海よりも深く 民主党(タイタニック)は浮上するか』大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1013
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