記録的な猛暑、豪雨など、日本全国で異常気象が続いている。熱中症による救急搬送や死亡事故、河川の氾濫や土砂災害などによる被害が、新聞やテレビのニュースから途切れることがない。ここに来て、萩、高知、鹿児島という「維新の三聖地」でも、象徴的な異変が続いているが、これは何か大きなメッセージが込められているのではないか。

18日、鹿児島市の桜島の昭和火口で、爆発的な噴火が起こり、噴煙は火口から約5000mまで達した。噴煙の高さは1955年の観測開始以来、最高を記録。鹿児島市内の中心部には大量の灰が降り、交通機関が大きく乱れた。桜島の爆発的噴火は、今年に入ってちょうど500回目だった。

この桜島の噴火に先立つ7月下旬、山口県を「これまでに経験したことのないような大雨」が襲った。萩市では、河川が氾濫し、町全体が冠水。400軒以上が床上・床下浸水の被害に遭い、電気・ガス・水道のライフラインが寸断された。

また、8月に入り、高知県四万十市では、気温が4日連続で40度を超えた。12日には国内観測史上最高の41.0度を観測。猛暑に加え、雨不足で同市のアユ漁や農業に深刻な影響を与え、同市はホームページなどで、熱中症の予防を呼びかけている。

長州(萩)、土佐(高知)、薩摩(鹿児島)と言えば、幕末に討幕運動の中心となり、明治に入って政財界に多くの人材を輩出した藩である。主な人物を挙げると、長州は、吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作、木戸孝允、山縣有朋、伊藤博文、井上馨ら。土佐は、坂本龍馬、中岡慎太郎、板垣退助、岩崎弥太郎ら。薩摩は、西郷隆盛、大久保利通、大山巌、黒田清隆らである。

本欄でも再三紹介しているが、記録的な猛暑や豪雨は、日本神道を中心とした神々による、神仏への畏敬の念や信仰心を失った日本人への「警告」である。参院選直後の7月下旬に、大川隆法・幸福の科学総裁を通じて、緊急神示を降ろした天照大神は、何かを決めたような口調でこう警鐘を鳴らした。

「少なくとも、『「神なき国家」というものは、基本的に存在を許す気はない』ということを申し上げたいと思うのです」「神罰を与えても、それをまた唯物論的に解釈して、唯物論的に、この世の問題にすり替えていく。こうしたものを見るにつけても、もう、わらわは、『「今後、この国をどのようにしようか」ということに関して、いささか考えるところがある』と言わざるをえません」(下記、関連書籍参考)

こうしたことを考えると、今回、「維新の三聖地」で象徴的な"自然災害"が起こったことも、日本人に対する大きなメッセージのように思える。現代を生きる私たちは、今、続々と降ろされている「神々の声」に対して、真摯に耳をかたむけなければならない。(格)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『天照大神の未来記 この国と世界をどうされたいのか』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=997

アマゾン同書紹介ページ

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WEB記事 公開霊言レポート 天照大神が緊急神示「先の大戦はアジア解放の聖戦であったと認めよ」

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2013年8月5日付本欄 天照大神からの安倍政権への「通知表」

http://the-liberty.com/article.php?item_id=6453