気象庁は8日の午後4時56分頃、奈良県を震源とする最大震度7程度の地震が発生する恐れがあるとして緊急地震速報を発表した。しかし実際には和歌山県北部を震源とする地震で、震度1以上の揺れを観測した場所はなかった。気象庁は観測機器の判断ミスによる誤報だったと認め、会見で謝罪した。

しかしネット上では、ツイッターなどで、今回の緊急地震速報について「奈良の大仏が人知れず地震を鎮めたのでは」「仏の加護を信じたくなる」などの声が広がっている。2年前の東日本大震災の際には、「震災はこの国への天罰」という発言に批判が集まった。その時と比べると、「天変地異は単なる自然現象ではなく、天の意志の現れだ」という認識が、国民の間で広まり始めていることがうかがえる。

歴史的に、天変地異は為政者に対する「天の警告」と考えられてきた。大川隆法・幸福の科学総裁は2010年6月に天照大神を招霊したが、その際に天照大神は、日本の神々への礼節を欠き、中国に国を売るかのような弱腰外交を行っていた菅政権を厳しく批判。「神罰が近づいている」と警告した。その神示から9カ月後に東日本大震災が起こっている。

昨年12月、政権が自民党に戻って以降も、中国や韓国の顔色を伺う日本の外交姿勢は変わっていない。安倍晋三首相は「村山談話」「河野談話」を内閣として引き継ぐと発表。最近は、首相ら閣僚が15日の靖国神社参拝を見送る方針だと報道されている。そんな中起こった誤報騒ぎ。これは神々の警告なのだろうか。

大川総裁は参院選後の7月23日、再び天照大神を招霊した。天照大神の霊は、先の大戦は、日本が欧米諸国の植民地支配からアジアを解放するための「聖戦」であり、首相が靖国神社に参拝して英霊に感謝することは当然だと指摘した。さらに、参院選で圧勝した安倍政権についても、「彼らが信仰心から外れて自分たちの栄耀栄華に酔いしれていく方向にいくなら、やはり、次なる『神罰』が落ちます」と警告している。

今回の緊急地震速報は誤報だったが、日本の政治家が中国や韓国におもねって、聖戦を戦った英霊に敬意を表することさえしないのであれば、天照大神の言う「神罰」としての天変地異が具現化してもおかしくない。安倍首相は「天の警告」を聞き入れて、靖国参拝を実行すべきである。(晴)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『天照大神の未来記』 大川隆法著

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