H・G・ウェルズと言えば、『宇宙旅行』や『タイムマシン』『透明人間』などで知られるSF作家。数多くの作品が繰り返し映画化されているので、原作は読んだことがなくても、その作品世界については、広く知られている。

しかし、実はウェルズは、単なる空想作家ではなく、"予言者"としても知られている。

『世界はこうなる』という本が1933年(昭和8年)に出ているが、そこでは、日本が中国と戦争すること、アメリカとも戦争すること、さらには、原爆を二発落とされて日本が負けることが書かれている。見事に予言が的中したわけだ。

それだけに、その予言は、笑い飛ばせない怖さがある。

そんなウェルズが、天上界から「2100年に世界はこうなる」という趣旨で霊言を降ろした。その内容を収録したのが『H・G・ウェルズの未来社会透視リーディング』(大川隆法著、幸福の科学出版刊)だ。

今後、世界で核戦争が起きる可能性、悪性ウィルス流行の可能性、“宇宙戦争"が起こる可能性など、耳をふさぎたくなる予言を新たに述べている。

公開霊言シリーズではもはや恒例だが、ウェルズの過去世の新たに公開されているのも興味深い。

未来予言というのは、本来、未来に起こることを知ることで、悪しき未来がこないように対処するために行うものだ。興味本位の「当てもの」ではない。

その観点で考えた時に、今回のウェルズの予言が、私たちに示唆するものは、深い意味を持つはずだ。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『H・G・ウェルズの未来社会透視リーディング』 大川隆法著

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