安倍晋三首相が、参院選でこれまで触れて来なかった憲法9条の改正について明言した。これは、12日収録、15日放送の長崎国際テレビのインタビューで発言したもの。「われわれは9条を改正し、その(自衛隊の)存在と役割を明記していく。これがむしろ正しい姿だろう」と述べた。
これまで連立を組む公明党への配慮のためか、「国防軍の設置」は公約に明記したものの、「憲法9条改正」という表現は避け、街頭でも訴えてこなかったこともあり、今回の発言は注目を集めている。
安倍首相は同インタビューで、自衛隊について「海外では軍隊として認識してもらっている。軍隊として認識してもらわなければ国際法の社会の中での仕事ができない」(16日付日経新聞)と指摘し、憲法9条改正をして自衛隊の海外派遣も可能にしたいという意向を示している。
実はこの発言の前日、11日に、大川隆法・幸福の科学総裁による霊言「『猛暑を涼しく過ごす法』―首相公邸の幽霊を透視する―」が公開された(http://youtu.be/1xNdSy_lAQ4)。そのなかで、東條英機、廣田弘毅、近衛文麿ら第二次世界大戦当時の首相の霊が、憲法9条を改正するよう安倍首相を霊的に指導していることが明らかになった。
これに続いて安倍首相の守護霊を招霊し、憲法改正について尋ねたところ、「今、選挙の前に(憲法改正を)言うと、支持率が下がって、三分の二も危ない」「(参院選で)ねじれが解消されて、マスコミの動静とか見ながら、今、自民党内でも練っている新たな改正憲法案で上手にまとめられることができた場合のみ、考えてもいい」と発言した。守護霊の発言は、その人物が普段語らない潜在意識である。
今回の9条改正発言も加味すると、「マスコミや世論の反応を見ながら、状況に応じて」というのが安倍首相のスタンスなのだろう。しかし、そもそも公明党は憲法9条改正に反対であり、連立与党内で政策がねじれている。参院選後、安倍首相が9条改正を実行できるかどうかは未知数である。
一方、立党から4年間、一貫して国防強化・憲法9条改正を訴えてきたのが幸福実現党だ。今回の参院選でも、国防強化を政策の柱に据えている。有権者は、緊迫する近隣諸国の情勢に基づき、ブレずに現実的な判断をしていける政治家を選ばなければいけない。(晴)
【参考書籍】
幸福の科学出版 『新・日本国憲法 試案』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=110
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