参院選の東京選挙区から立候補している幸福実現党の釈量子氏が、「美人だなぁ」「可愛い過ぎる」と、ツイッターなどネット上で話題になっている。その釈氏について、最近、「結婚したいなら釈量子!」という衝撃的なフレーズが広がっている。その真相は……。
釈氏は公示後、街頭で握手をしていたところ、ある時期を境に、複数の有権者から「結婚して下さい!」と"プロポーズ"されることが多くなった。不思議に思ってネットで調べたところ、釈氏の演説を聞いた有権者が、ツイッター上で「渋谷の若者のみなさん。結婚したいなら私にお願いします。みたいなこといってて実におもしろい」というつぶやきを見つけた。
釈氏は自身のブログで、若者に対して「次の参院選は、みなさんの結婚に大きくかかわっています!」と叫んだのは確かだと笑い、その言葉の真意は「増税への反対」にあると説明する。同氏は、若い男性が独身に留まっている理由として、18~24歳の23.8%、25~34歳の30.3%が「結婚資金が足りない」ことを挙げているという国の調査を紹介。お金がないために、結婚に踏み切れない若者が多いというのだ。
さらに釈氏は、アベノミクスの三本の矢である金融緩和、財政出動、成長戦略はどれも大事だが、安倍政権が予定している消費税などの「増税」を実行すれば、すべての景気対策が台無しになると指摘。「際限なく税率を上げ、新しい税金が次々増えるなら、若い世代は結婚もできなければ、子供も産めません。参院選が勝負です。ぜひ私に託してください!」と呼びかける。
こうした訴えの内容が、「結婚したいなら釈量子!」という短いフレーズになって、広がっているというわけである。
釈氏が訴えるように、消費増税によって若者の所得が実質的に減ってしまえば、晩婚化・少子化に拍車がかかる。もちろん、様々な生き方を自由に選択できる世の中であることは、国民の幸福にとって必要だ。しかし、経済状況が改善することで、子供を産み育てられる人を増やすことも、政治家の仕事として重要ではないか。若者の未来を明るくしたいという釈氏の訴えが、ネット上で若者層の心をとらえているのかもしれない。(晴)
【参考書籍】
釈量子氏が、大川隆法・幸福の科学グループ総裁と対談
幸福の科学出版HP 『猛女対談 腹をくくって国を守れ』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=768
【参考サイト】
釈量子公式サイト