2013年8月号記事

山口敏太郎のエックス-リポート

No. 014

オカルト研究家・山口敏太郎氏が宇宙人、UFO、その他のミステリー情報を合理的、科学的、実証的、ジャーナリスティックに検証する

(やまぐち・びんたろう)

1966年、徳島市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。作家、妖怪研究家、漫画原作者。(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。日本通運でIT担当や営業に携わり、作家に転身。1996年、学研「ムー」のミステリーコンテストで論考「妖怪進化論」が優秀賞受賞。著書は『図説 世界の地獄案内』(笠倉出版社)、『放送禁止のヤバイ話』(ダイアプレス)など多数。TV、ラジオ出演のほか、多数のネットニュースに寄稿。真言宗信徒。メルマガ「山口敏太郎のサイバーアトランティア~世界の陰謀・オカルトの真実」配信中。 http://foomii.com/00015

南アフリカの喜望峰で撮影されたパノラマ写真の一部

グーグルアースでは世界中の上空写真などを見ることができ、まるで世界を旅しているような疑似ツアーを楽しむことができる。だが、ここ2、3年、不気味な物体が写り込んでいるとも指摘されている。その事例は多岐に渡り、幽霊、未確認生物、宇宙人、UFOなど枚挙に暇がない。

例えば、南アフリカの喜望峰周辺の写真には飛行中の鮮明すぎるUFOが写り込んでおり、近くに宇宙人の基地があるのではないかと騒ぎになった(上タイトル脇の写真)。ノルウェー領のスピッツベルゲン島は、永久凍土の中に「地球最後の日」に備えて77万種の植物の種子を保管している倉庫があることで有名だが、その付近で数千平方キロメートルにも及ぶ未知の建造物が発見され、「宇宙人の秘密基地ではないのか?」と騒動が起きたりもしている。