2009年3月号記事

イノベーションで新たな産業を生み出せ

国内メディアは「不況、不況」の大合唱。世界的な食糧危機も叫ばれるなか、「人類の衰退は避けられない」との見方もある。しかし、歴史を振り返れば、苦難の時代にこそ新たな基幹産業が産声を上げ、次代の経済活動の柱となってきた。今は生みの苦しみの時期にすぎない。基幹産業を生むカギがイノベーション(技術革新)だ。最先端技術で世界を引っ張ってきた日本にこそ世界の苦境を救う力がある。

編集部・山下格史