2013年7月号記事

映画「神秘の法」米ヒューストン国際映画祭で受賞

(1)映画「神秘の法」のワンシーン。

(2)ヒューストン国際映画祭の創始者ハンター・トッド氏(左)と握手する、「神秘の法」総合プロデューサー松本弘司氏。

(3) 地元の記者から取材を受ける今掛勇監督(中央)。

(4)(5) 多くの人で埋めつくされた映画祭会場の様子。

アジアの軍事大国による日本侵略の危機や、信仰や愛による奇跡を描いた映画「神秘の法」(製作総指揮・大川隆法、2012年幸福の科学出版作品)が4月20日、アメリカ・第46回ヒューストン国際映画祭で、4000作品を超える応募作品の中、グランプリに次ぐ栄誉ある「スペシャル・ジュリー・アワード」を受賞した。

同映画祭は1961年に北米第3の映画祭としてスタートした、伝統ある映画祭。有名になる前のスティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカス、リドリー・スコットら監督の作品が受賞したことでも知られている。日本の長編アニメが同賞を獲得したのは初めて。

監督を務めた今掛勇氏は今回の受賞に対して、次のように語った。「映画祭の上映会での反応がとても良く、映画のメッセージがストレートに伝わっていると感じました。この映画祭の対象作品は実写が中心なので、全作品中2番目に高い賞をもらったとの知らせに驚きました」。

「神秘の法」について、地元のカルチャーマップ・ヒューストン紙は「今回の映画祭で見るべき映画トップ5に入る。挑発的な展開で始まり、非常に好奇心をそそられた」と報じている。

映画祭の観客たちも感動の声を寄せた。「私たちは今、深刻な問題をあらゆるところで抱えています。この映画は、正しい方向に向かうための第一歩になると思いました」「何度も泣きました。大切なもののほとんどは目に見えないんですね」。

同映画は世界中で人気を博しており、5月にはドイツのハンブルグ日本映画祭やブラジルの主要都市で劇場上映され、台湾ではテレビ放映された。