宇宙人は地球で何をしているのか、アメリカ政府は何を隠しているのか。長らく隠蔽されてきたとされる機密を暴露する二つの大きなイベントが、今月末、アメリカで始まる。
一つ目は、スティーブン・グリア博士率いるディスクロージャー・プロジェクト製作の映画「シリウス」で、4月22日にハリウッドで初日を迎えた。
二つ目は、「政府が公表しないのなら我々がする」をモットーとする、シチズン・ヒアリング・オン・ディスクロージャー(情報公開に関する市民による公聴会)。4月29日から5月3日まで、ワシントンDCのナショナル・プレス・クラブで開かれ、元宇宙飛行士、元国会議員などそうそうたるメンバーが参加する。
映画「シリウス」では、数年前、チリのアタカマ砂漠で発見された小型エイリアンの死体のX線画像など多くの証拠が音や映像で公開される。また、反重力装置など高度なテクノロジーや、先進的なエネルギーと宇宙航行の推進方法、異次元宇宙とのコンタクトも公開される。それによって、人類は石油や石炭、核エネルギーの呪縛から解かれ、新しい世界秩序を迎えることになるという。重要なのは、これがノンフィクションであることだ。
シチズン・ヒアリングでは、40人からなる研究者、軍や政府機関、合衆国政府の元議員が5日間にわたって証言する。ここでも上記映画のスティーブン・グリア博士が参加。他に英国国防省の元UFO調査官ニック・ポープや元宇宙飛行士エドガー・ミッチェルなど、この世界のビッグネームばかりだ。この模様は、英語、スペイン語、アラビア語、ヒンディー語、日本語、中国語で世界に同時配信される。この意図するところは、これで世界人口の半分が見られるということだ。
最高機密の暴露に類するこれらのニュースは、すでに世界中のメディアで流され、「シリウス」の予告編のユーチューブ閲覧総数は、すでに100万回を超えている。これらを受けて今後アメリカ政府がどう動くのか、新しい動きから目が離せない。(純)
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