自民党の教育再生実行本部は、月末までにまとめる教育改革の第1次報告の中で、留学向け英語試験「TOEFL」を国内大学の入試基準として活用することを提言する方針を固めた。提言の内容は、夏の参院選の党公約にも盛り込まれる予定だ。

TOEFLは英語圏の大学に留学する際に必要とされる英語試験で、最新形式は「リーディング」「リスニング」「スピーキング」「ライティング」の4つのセクションから成る。大学の教科書に似た文章の読解や、講義を聞き、教科書に近い文章を読んでそれらをまとめる問題などもあり、総合的な英語力を測れる。

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