12日付の英フィナンシャル・タイムズ紙(FT)には、ナイジェリア中央銀行のサヌシ総裁が寄稿し、中国のアフリカ各国との関係を「植民地主義」と批判した。FTはこの記事を一面トップで引用して紹介している。

サヌシ氏は、中国は石油や石炭などをアフリカ諸国で採掘しているが、中国本国の機材や労働力を使っているため技術がアフリカ側に移転されないと指摘。「中国は我々の一次産品を取り、工業製品を我々に売っている。これは植民地主義のエッセンスだ」と批判した。

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