ロシアのメドベージェフ首相が昨年12月、「ロシアの宇宙人極秘ファイル」の存在について"カミングアウト"したともとれる発言をしたが、どうやらそのXファイルの一部ではないかと思われる極秘情報がロシアのニュース・サイト「プラウダ」に初めて明かされた。
旧ソ連国防省の元上級職員で自然科学アカデミーの博士研究員でもあるアレクセイ・サヴィン予備役中将によると、1980年代後半、国防省参謀本部が人間の脳を宇宙人と交信できるよう調整する方法の開発に成功し、実際に6人が宇宙人と物理的な接触をし、うち2人が宇宙船に搭乗したという。
宇宙人からは、彼らの政治機構、教育システム、病気の診断と処置について情報を得ることができたが、軍事に関してはまったく得ることはできなかった。
旧ソ連時代、KGBで空軍と航空工学を指揮していたヴァシリー・エレメンコ予備役少将によると、科学アカデミーの軍の装備や兵器の試験場で、試験時、とくに軍備の増強時に、必ずUFOが現れるため、空軍はこの「未確認飛行物体」の情報収集と分析を始めたのが発端という。
その結果、「現代科学でもこの現象は特定できない」「アメリカか日本の偵察技術かもしれない」「宇宙人かもしれない」という三つの結論に至り、上記のような研究を重ね「UFOを呼び出すことを学んだ」のだという。
旧ソ連崩壊後の1993年にこのプロジェクトチームはいったん解散したが、この記録はまだ国防省に一部存在しており、4年前にはこの実験が再開され現在も防衛産業において続けられているそうだ。
なぜ公表したのかというプラウダの問いに、サヴィン博士は「この人類の新しい挑戦に準備をする必要があるから」と答えている。
2月15日ロシアに落下した隕石を、未確認飛行物体が爆破させて被害を最小限にし、「ロシアを守ったのではないか」という情報もあるが、どうやら、ロシアが宇宙人と交流をしていることは確かなようである。(純)
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2013年3月号記事 山口敏太郎のエックス-リポート 第9回
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2013年2月19日付本欄 「隕石をUFOが破壊した」説は本当か?
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2012年12月24日付本欄 ロシア首相の「宇宙人ファイル引き継ぎ」発言は本当?