日本原子力発電敦賀原発(福井県)2号機が再稼動を認められず、廃炉となる公算が大きくなった。原子力規制委員会が10日、原子炉建屋の直下の断層を、活断層の可能性が高いと判断したためである。活断層は将来の地震の原因になり得るということで、国の指針は原子炉など重要施設を設置することを禁止している。だが、そもそも、地層と地震の可能性などを研究する「地震学」という分野は、どのくらい地震を予測できるものなのか?
「ほとんどまったく予測できない」というのが答えだ。その証拠に地震学は、1995年の阪神淡路大震災も2011年の東日本大震災も、有益な形で予測できなかったではないか。
京都大学防災研究所地震予知研究センター准教授の遠田晋次氏は、かつて本誌取材に対し、次のように話した。
- 地震学者たちは本音では、「地震は、われわれが危ないと言ったところで起きなくて、ノーマークのところで起きてしまう。まるで、誰かから見透かされているようだ」という感想を持っている。
- 地震は、起きる時期には集中的に起きる。逆に静かな時期はずっと起きない。「エネルギーを溜めている期間だから」とも言われるが、正確なところは分かっていない。
- 地震学者には、地震を「数式で説明できる」という人、「物理現象だが、ちょっとしたことで変わる」という複雑系の人、「もうお手上げだ」と考えている人の三種類がいる。三番目のタイプは、「これはきっと何か別の力が働いているのだろう」と思っている。
「何か別の力」とは何か。この国に地震を起こしたり抑えたりしているのは、日本国の主宰神であり伊勢神宮の御祭神である天照大神をはじめとする、日本の神々の力である。そう聞いて一笑に付す人は、自分が一人の小さな人間として、古来、日本人の信仰を集めてきた天照大神の神威を本当に否定できるのか、謙虚に省み、神への畏れを知らねばならない。
天照大神は2010年6月、幸福の科学で次のような神示を降ろされた。
「死んでも、自分が霊であることさえ知らないような政治家や思想家。こういう者たちの言論を奉じるマスコミ人。また、それに操作され、踊らされ、唯物論内閣を支えようとする国民(くにたみ)。考え方を悔い改めねば、われらは神として裁きを下します」
そして9カ月後、その警告通りに東日本大震災が起きた。また2012年2月には、「この日本は火山列島です。マグマの上に浮かんでいる国です。(中略)現在まで、それ(注・大地震)を留め置き、この国民を護りたるは、私たちの仕事であったのです」と、地震を押し留めているのも神々の力であることを明かされた。
地震学者も本音で知っているように、人間の小賢しい知識で天変地異を予測することはできない。天変地異を防ぐためには活断層うんぬんの議論より、神の警告を真剣に受け止め、国民の生き方と政治のあり方に信仰心を取り戻すことのほうが、はるかに急を要することに日本人は気づかねばならない。
天照大神は12月7日、さらなるお怒りの神示を降ろされた。その御教えは近日中に本サイトで抜粋公開予定。(司)
【関連書籍】
幸福の科学出版HP 『天照大神のお怒りについて』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=722
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2012年4月号記事 天変地異から日本を救え