公開霊言抜粋レポート

「習近平を、霊界から導いているのは、私、周恩来です」

「周恩来の霊言」 2012年12月2日収録

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

かつて日中国交回復に尽力し、日本人にもファンが多い周恩来・中国元首相。毛沢東とコンビを組んで27年間も首相を務め、中国の発展の土台をつくった人物だが、現在、霊界において、今の中国の軍事拡張路線をどのように見ているのだろうか。

大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は、12月2日、周恩来を招霊し、公開霊言インタビューを行った。周恩来は、最初は穏やかな語り口で、現代の中国や世界の情勢を客観的に分析していたが、次第にその「本性」を露わにしていった。日本に果たして生き残る道はあるのか?

以下に公開霊言の一部を紹介する。

※本霊言は、本霊言は、幸福の科学の全国の支部・精舎・拠点で公開中。また、本霊言を収録した書籍『周恩来の霊言』(仮題)は、近日発刊予定。

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中国の軍事力強化による5つの未来シナリオ

大川隆法総裁 すでに毛沢東、トウ小平、胡錦濤、そして今の 習近平李克強 氏らも(霊言で)調べてありまして、もう一人、気になる人で周恩来という人が残っています。

毛沢東時代に27年の長きにわたって首相を務めた方で、知謀があるけど、忠誠心があって誠実で、支えるみたいなイメージが中国人の間ではあるらしい。おそらく中国の霊界において、大きな影響力を持っているのではないかと思います。

今後の予想としては、中国がどんどん軍事力強化して、10年以内にアメリカと拮抗するような戦力に到達して、アジア太平洋からアメリカ軍がだいぶ押しやられて、中国の時代がやってくる。その場合の日本のあり方としては、朝貢外交型の植民地か、家来になる形で生き残っていくスタイルが一つ。

二つ目は、アメリカがリバウンドしてきて、軍事的にも経済的にも強くなって、米ソの冷戦のときのように力で中国をねじ伏せてしまう形の未来もあり得る。

三つ目は、中国が拡張し、アメリカが経済的、軍事的に衰退していく部分を、日本が頑張って補完をして、アジアの他国と中国包囲網をつくって、なんとか持ちこたえる。

四つ目は、意外にもろく中国が内部崩壊してバラバラの国になっていくシナリオ。

五つ目は、現実に派手な戦争が起きて、その勝敗によって歴史が変わる。

いずれにしても、非常にリスキーだとは思っております。

周恩来が、今、何を考えているのか。毛沢東の「先軍政治」を、経済が発展した段階で、もう一回、習近平さんがやるとしたら、どんな問題が起きて、どんなふうになると思うか。予言的な見方を中心にしながら、この考えを探ってみたいと考えております。

「習近平は満を持して出てきた」

(周恩来を招霊)

――新しく中国のトップになられた習近平氏について、どのようにご覧になっていますか。

周恩来 うーん、したたかで、強いですね。中国が世界最強になろうとしているときに出てきたというのは、これもまた必然的な出方かな、というふうに思ってますよ。

――それは、周恩来氏から考えて、よいこととして捉えていらっしゃる?

周恩来 まあ、13億人以上はいる大きな国ですから、まとめるのは大変でしょう。李克強のような秀才だけでは、ちょっとまとめきれない面はあって、ある程度の強引さ、みんなをグイグイと引っ張って行って、戦略目標を明確にする人が要るだろうと思うんですよ。そうしないと、国がまとまらないでしょうねえ。

そういう意味では、満を持して出てきた方のような感じがしますねえ。

「中国の屈辱の100年を覆して、世界帝国をつくりたい」

周恩来 1800年代のアヘン戦争のころからヨーロッパに侵されまくって、清朝を倒されて、日本にもかなりやられて、中国は屈辱の歴史なんですよ。だから、なんとか国力回復して、昔あったような大帝国、世界帝国をつくりたいという気持ちは、持っているでしょうね。

――南京大虐殺とか、さまざまに中国から宣伝されていますが、これはやはり、中国の指導部の捏造であったと考えてよろしいでしょうか?

周恩来 いや、本当に中国のほうが日本より強いという自覚を持ったら、もうあまり言わなくなると思うよ。だけど、日本は、常にジャブを与えておかないと、いつ牙を剥くか分からないという怖さは、まだ中国人は持ってる。(尖閣諸島の領有権などを)言っているうちは、まだ本気で日本より強いと思っていない証拠です。

――今、周恩来氏は、毛沢東氏と(霊界で)同じ立場にいらっしゃるんでしょうか。

周恩来 難しい質問だね。一緒にやってたから、共同責任から逃れられないけど、役割の違いはあったということかねえ。毛沢東は全然、外国知らない、国粋主義者だよね。私のほうは外国を知って追ったし、次のトウ小平も、フランス留学なんかもしていたので、西側の発展についてはよく理解しておったのでね。

――先ほど、大川総裁のほうから未来のシナリオがいくつか考えられると。これについて、周恩来氏の考える未来のシナリオを教えていただけないでしょうか。

周恩来 おそらく、習近平・次期主席は、強いリーダーを演じるだろうとは思いますね。だから、李克強が本当に私の役割ができるかどうかというところがポイントだろうと思いますね。バランスをとって、現実的な処理がきちっとできるかどうか。ただ、習近平の10年間で、確かに、世界国家を目指すように見える動きはとるだろうと推定はしますね。中国人にとっては、水面下での憧れではあるんですよ。百年間の鬱積したものを、やっぱり吐き出したい。

「ロムニーが米大統領だったら、北朝鮮のミサイル基地を叩くだろう」

――中国の抱えている問題点は?

周恩来 経済の発展速度と、軍事的な発展速度のバランスがとれてないと、危ないんですよ。経済的にのみアメリカを追い越してしまって、軍事的に幼稚な状況だったら、簡単に反撃されてやられてしまう可能性は高いし、アメリカは、強いと見たら、ハンディをどんどん削ってきますのでね。

まあ、オバマさんが2期目の大統領になったということで、また北朝鮮がミサイル実験をするとか言い出しているのは、なめている証拠でしょうな。あれがもし、ロムニーの共和党政権だったら、できない。ロムニーだったら、アメリカの国威発揚で、北朝鮮のミサイル基地を叩くでしょうね。オバマさん、それしない。だから、ミサイルは撃てる。

北朝鮮と中国も、今、組んでますから。現実には中朝安保みたいなものが存在しておりますので、六カ国協議とか言っても、そんなものは意味を持たない状況ではありますね。 だから、習近平は急ぐと思いますね。オバマさんの4年の間に、軍事的に追いつくというのは至上命題。だから先軍政治なんだと思う。

――ある霊人(小室直樹を指す)が、「2015年には、中国は内部崩壊する」と予言しています。

周恩来 まあ、それは「希望」でしょうね。共産党の一党独裁で、8千万人の共産党員が国を治めていて、230万人に上る軍隊がいて、暴動とか、一カ所で起きた革命で倒せるほどの力は、そう簡単にはないと思いますね。

――ただ、各軍区の軍隊を束ねるだけの求心力が、習近平氏にあるのでしょうか。

周恩来 だから、仮想敵国を外国につくろうとするわけでしょうね。外国と戦っている以上、国内がまとまりますから。

――ソ連邦が崩壊したような、格差で、上だけが得をしているという情報が伝わることによって、内部的な混乱は起きないでしょうか。

周恩来 いや、それはもう、ソ連がなぜ崩壊したかということは、十分にトウ小平が研究したので。軍と結びついた共産党幹部だけが儲けるだけでなくて、新興財閥等がいっぱいお金を持ち始めている。その層は広がってきてはいる。