23日、韓国の国会議員15人が、「国勢監査」を理由に島根県の竹島に違法上陸した。李明博大統領の上陸に引き続き、韓国側の実効支配を内外に示す目的があると考えられる。これに先立って22日、日本を敵視する韓国の外交姿勢に対して抗議するため、全国の幸福の科学学生部有志約100人が各地の韓国大使館・総領事館前で抗議活動を行った。
抗議活動は、東京では新宿・四谷の韓国大使館前と赤坂・韓国領事館前で行われたほか、札幌・仙台・新潟・名古屋・横浜・神戸・大阪・広島・福岡の各総領事館前で同様に行われ、韓国側の竹島上陸への抗議と共に、日韓の協力強化による中国包囲網の必要性を訴えた。
東京の在日韓国大使館前では、中国大使館と同様に警察の厳重な警備のもと、5人一組ずつ順番に抗議を行った。学生たちは、竹島が日本の領土であるという事実に基づき、韓国語と日本語で李明博大統領の竹島上陸に抗議した上で、韓国に対し次のように呼びかけた。
「日本を敵視していては、万が一、韓国が、中国や北朝鮮から攻められた時に、日本は何の支援もできなくなります。祖国と国民を大切に思うならば、平和を望むならば、真実を愛するならば、日本としっかり手をつないで独裁国家の侵略をはねのけようではありませんか」
そして、「竹島は日本の領土だ!」「韓国は竹島ではなく北朝鮮を取るべきだ!」とシュプレヒコールを上げた。
抗議活動に参加した、都内の大学で韓国語を学んでいるという日本人の女子学生(22歳)は、このように語っている。
「今回、韓国語で抗議文を読み上げました。中国寄りの韓国の国論を変えたいと思います。米・日・韓の協力関係を強めて、共に中国や北朝鮮の独裁国家を倒す礎を築いてもらいたい。(竹島問題や慰安婦像の設置など、韓国の行動には)腹が立つ時もあるけど、韓国を愛しています」
学生たちの正論を訴える姿と対照的に、日本政府は23日の上陸時にまたもや決まり文句の「極めて遺憾であると強く抗議」すると発言している(藤村修官房長官)。今こそ日本政府は韓国に対して、「一番やらなければならないことは、竹島への上陸を進めることではなく、日韓の防衛協力を強化することである」と、正論を訴えなければならない。(晴)
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