2007年9月号記事

先月号(前編)では、日本の子供の学力と規律が崩壊した原因は日本の教育界が、アメリカで失敗に終わった二つの教育思想をいまだに実践しているからであることを明らかにした。

「子ども中心」「個性尊重」の美名に囚われ本来子供に教えるべきことを教えていない日本。

しかし学力を向上させるためには教育の基盤である規律・徳育が正されねばならず教育の場において、「法の支配」「善悪の価値観」を明確にすることは避けては通れない。

先月号に続き、日本を正しい教育国家に変えていくための方途を探る。