週刊エコノミスト(6月11日発売号)に、欧州危機について、宗教の違いが明暗を分けたとする興味深い論考が載っている。

中央大学教授の保坂俊司氏によるもので、ユーロ危機の当事者となっているイタリア、スペイン、ポルトガルはいずれもカトリック国として共通しており、ギリシャもギリシャ正教と、非プロテスタントという意味で共通していると指摘する。

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