2012年5月号記事
そもそモグラのニュース前提知識
財務省はなぜ強いのか?
日本の陰の支配者とも言われる財務省とは、そもそもどういう組織なのだろうか。
国の行政機関には1府12省庁ある(次ページ図)。これを「内閣」あるいは「中央省庁」と言うが、そのほとんどが東京の霞ヶ関に集中している(だから中央官庁のことを俗に「霞ヶ関」と言ったりする)。
その中核にあたる省庁が財務省だ。なぜ、中核にあたるのかというと、予算の作成をしているからだ。 外務省も経済産業省も文部科学省も予算がなければ仕事が進まないから、財務省には頭が上がらない という図式だ。
もう少し具体的に言うと、財務省は、税金という形でお金を国民から集め、そのお金をどの省庁にいくら配分するかを決める仕事をしている。つまり、 「徴税権」と「予算編成権」の二つの力を持つことによって、財務省は霞ヶ関の実質的な支配者になっている わけだ。
■ 「財務省幕府」が税率100%を目指す - 井伊直弼(1815ー1860)が現代日本に生まれ変わっていた!? (本誌 p.36)
■ 財務事務次官の過去世 井伊直弼とは何者か (本誌 p.40)
■そもそモグラのニュース前提知識 - 財務省はなぜ強いのか? (本誌 p.38)
■ 「『財務省のスピリチュアル診断』―増税論は正義かそれとも悪徳か―」 - 公開霊言抜粋レポート (本誌 p.34)