2006年11月号記事

大反響・現地レポート

それでも共産中国は「香港化」する?

来年で「一国二制度」10年を迎える香港は、北京政府による経済的な支援もあって「繁栄」を享受する一方、その他の政治や言論の自由は様々な制約を受けている。前号ではその一端をレポートしたが、今回は、北京政府が「支配」を強めている政治や言論の現状を関係者のインタビューを交えて報告。北京政府が怖れる「中国の香港化」(中国本土の自由化・民主化)の可能性について考える。