河村名古屋市長「南京事件はなかった。南京で討論会を」と提案

 

名古屋市の河村たかし市長が20日、市役所を訪問した中国共産党南京市委員会の委員らに「通常戦闘はあったが、南京事件はなかったのではないか」「真実を明らかにするために、討論会を南京で開いてもいい」と発言した。それに対して中国側が反発していることを、各紙が報じている。

 

河村市長は、終戦時に父親が南京市にいたこと、現地の人からラーメンの作り方を教わったことなどを挙げて、「本当に(大虐殺)事件があったなら、日本人にやさしくできるものか、理解できない」と話した。

その上で、「南京で討論会をしてもいい。互いに言うべきことを言って仲良くしていきたい」と語った。名古屋市と南京市は姉妹都市を結んでいる。

 

この発言に対して、中国側が強く反発していることを、東京新聞が大きく取り上げている。

中国外務省の副報道局長は不快感を示し、「南京大虐殺には動かぬ証拠がある」と強調した。

また中国のインターネット上では「南京市は名古屋市との友好都市関係を解消すべき」など批判が相次いだ。

 

南京事件に関しては、日中両国の有識者が2010年にまとめた日中歴史共同研究で日本側は死者数を「20万人が上限。4万人や2万人とする推計もある」、中国側は「30万人以上」との見解を出している。

だが、そもそも河村市長の言う通り、「南京事件はなかった」とする説も多い。

 

渡部昇一・上智大学名誉教授は、東京裁判での南京での証言をしたアメリカ人のマギー牧師の速記録(『極東軍事裁判速記録』)を取り上げている。同牧師は最初は「あそこでたくさん殺されたそうです」と言っていたが、アメリカ人牧師が「それは伝聞証拠である。あなた自身は何人(殺されたのを)見たか」との問いに対して、「一人です」と答えた。

 

この「南京大虐殺」がなぜ今まで事実であるかのように言われてきたのか。

渡部氏は、ナチスのユダヤ人大虐殺と類似するものを日本軍にも必要だと考えた連合軍が「でっちあげた」ものだとしている。

文化大革命で6千万人とも言われる人を粛清つまり虐殺した中国共産党政府が、「日本はもっと悪い」と日本に国民の怒りを向けさせようとしたこと、原爆投下によって広島で約20万人、長崎で約8万人が死亡した無差別殺戮の正当化を図りたいアメリカの思惑もあったと思われる。

 

だが、いちばん悪質なのは、「南京事件で日本軍は罪もない人々を大量虐殺した」と、日本人に刷り込んできた日本の左翼マスコミ、左翼知識人だろう。

その意味で、河村市長の勇気を評価したい。日本人を自虐的にしてきた歴史観を覆すために、正論を吐く人がもっと出てきてほしいものだ。(仁)

 

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