建国記念日の11日、幸福実現党は千葉と広島で増税反対デモを行い、計1350人が参加。日本経済を衰退へと導く増税の断固阻止と早期の解散総選挙を訴えた。

千葉では、習志野市(参加者500人)に加え、野田佳彦首相の自宅がある船橋市(同350人)の2カ所で開催。参加者は「増税しても、税収は増えない!」「経済成長を目指すべき!」などと声を上げ、「野田首相退陣」を訴えた。

広島では、県庁周辺などの中心部を500人がデモ行進。同党広島県本部が、前日の地元紙にデモの告知を掲載していたため、党員以外の人からも「デモに参加したいので、集合場所を教えてほしい」などの問い合わせがあり、当日も飛び入りで参加する人が続出したという。

また、同党は11日付産経新聞に、「結局、子供たちに残せるのは、『重税国家』だけ?」というタイトルで、増税反対の全面意見広告を掲載。

「消費税を上げると景気がもっと悪くなるので、全体の税収はかえって減る」「いま最優先すべきなのは『景気の回復』。まずはアメリカのように『インフレ目標政策』を導入し、通貨の供給量をふやしてデフレから脱却すること」などと訴えた。

同党は1月末にも東京、名古屋、大阪の三大都市で増税反対デモを同時開催。合わせて約4700人が「自由からの繁栄を目指そう!」などと声を枯らせた。

また、「STOP消費税増税! 野田政権!!【「消費税増税に反対する請願」100万人署名】」と銘打って、3月25日までの間(第一次締切)、署名活動を行っている。

野田政権は、増税を行うために組織されたような政権である。だがその思想は「下山の思想」であり、もし増税が行われれば、日本経済は二度と立ち直れないぐらいの大きなダメージを受けるだろう。今、国民は声を上げなければいけない。(格)

【関連記事】

2012年1月28日付本欄  野田・増税政権に退陣を求めるデモ参加者4700人 幸福実現党

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=3762

【参考ページ】

幸福実現党ホームページ STOP消費税増税! 野田政権!!「消費税増税に反対する請願」署名活動への参加のお願い

(署名用紙のダウンロードが可能)

http://www.hr-party.jp/new/2012/18470.html