東日本大震災など頻発する地震活動が起きる日本で、霧島連山の新燃岳噴火など火山活動も目立っている。今度は、桜島の昭和火口に異変が生じている。
読売新聞オンラインおよび南日本新聞エリアニュースによると、鹿児島地方気象台は2日までに桜島上空調査で、昭和火口の底に真っ赤な溶岩を確認したと発表。昭和火口で溶岩が確認されたのは初めてのこと。
同気象台は、溶岩は少量で、ただちに火口外に流出することはないと発表するものの、「活発な噴火活動を示すもので、今後の活動に注意が必要」と念を押す。
溶岩は直径50~60mほどの円状をなし、中央部は500度以上の高温とのこと。桜島の噴火は、2009年に548回、2010年に896回と、2年連続で過去最多記録を更新、今年はすでに424回を記録している。2月には南岳山頂火口の爆発的噴火を観測したばかりだ。
霧島連山新燃岳は4月18日以降に噴火がなく小康状態が続いているが、富士山を擁する火山国・日本としては桜島ともども要注意だ。
米航空宇宙局(NASA)の発表によれば、銀河系の中心部から莫大なガンマ線巨大泡が噴き出しているが( http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=1129 )、これが地球に及んで噴火を引き起こすトリガーになっているのではないか。それを裏付けるかのように、先月21日にはアイスランド南東部のグリムスボトン火山が噴火、火山活動が地球規模で活発化しそうな気配さえある。
今、海外UFOウォッチャーたちは桜島のライブカメラに映り込むいくつものUFOと思しき飛行物体が映る映像に最大関心を払っている。宇宙からの来訪者も火山に興味津々なのだろうか。あるいは何か秘密が隠されているのか。いずれにせよ、日本に住むわれわれは今後いっそうウォッチし続ける必要があるだろう。(ア)