2011年7月号記事

中日新聞よ、選挙は公平に報道しなかんがね

「中日新聞は偏向報道をやめろー」

5月4日、名古屋一の繁華街・栄町に約1500人のデモ隊の声が響き渡った。

訴えは、名古屋圏で圧倒的なシェアを誇るブロック紙「中日新聞」に対し、「選挙などで特定の政党を排除した偏向報道をやめ、公平な報道を求める」内容。デモを主催したのは幸福実現党愛知県本部である。

事の発端は、4月の衆院愛知6区(春日井市、小牧市、犬山市)の補欠選挙でのことだ。

補選には5人が立候補したにもかかわらず、中日新聞は選挙期間中、幸福実現党支部長の福原真由美、無所属で元京大助教授の目片文夫の両候補をほとんど報道せず、自民、共産、減税日本の候補のみを取り上げ、有権者に「3人の戦い」というイメージを植えつけた(左写真)。

この結果、自民党公認の丹羽秀樹氏が当選を決めたが、中日新聞は「報道しない」という形で、福原、目片両候補の「国民の政治参加の自由」を妨害し、多くの有権者から「政治選択の自由」「国民の知る権利」を奪ったのである。