幸福の科学グループの創始者、大川隆法総裁は8日、宇都宮市内の幸福の科学・総本山・正心館で法話「破邪顕正(はじゃけんしょう)」を行い、菅直人首相が浜岡原発の停止を中部電力に要請したことについて、「ほとんど責任逃れにしか見えない」「菅首相は原発反対論者で、奇貨として原発をなくしてしまおうと思ってやっている」と批判。菅首相の意図として、「3分の2ぐらいまで日本の経済規模を小さくしようとしている」と指摘した。

また大川総裁は、菅首相には、原発事故についての政府の責任を棚上げし、東京電力に責任を被せようとしたり、津波による発電機の故障を原子力そのものの危機であるかのように世界に知らせるなどした責任があると強調。そのうえで、「浜岡原発を止める前に、自分が先に辞めなさいと言いたい」と即刻辞任することを求めた。

仙谷由人官房副長官に対しては、同氏が官房長官時代に「自衛隊は暴力装置」と発言したことに関連し、「自衛隊を10万人以上投入して救済に当たっている。自衛隊の前に出て謝罪しなさい」と批判した。

東日本大震災については改めて「天の警告」との認識を示したうえで、「この国においては正しさとは何かを人々が求めようとしていないのではないか」と問題提起。10数年前から正しい信仰のあり方を訴え、政治面では数年前から国難に警鐘を鳴らしながらマスコミが基本的に報じないことに触れ、「自分たちの仕事を検証できているのか。フェアネスがないなら、民主主義の旗手を語る資格はない」と語った。

【参考記事】大川隆法総裁法話「破邪顕正」、質疑応答 ポイント速報

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=1924

※現在、デイリーニュースクリップは無料でお読み頂けます。近日中に有料購読に移行予定です。

【5月8日分ニュースクリップ一覧】
「菅首相は日本経済を3分の2に縮小したい」 大川隆法総裁が法話で批判
普天間移設で無責任ぶりを露呈
菅首相ら政権メンバーの給料はGDPと連動させよ(産経編集委員提案)
ビンラディン襲撃特殊部隊に最高位の勲章
シリアの反政府運動で民間人死者800人に
高まる中国によるサイバー攻撃の懸念