拳を上げながら力強く行進するデモ隊。先頭の左から、幸福実現党幹事長の松島氏、同党県本部代表の下地氏。

集会に参加する人々。

プラカードを掲げながら、行進する人々。

香港で「逃亡犯条例」改正案に反対する大規模なデモ行進が2週連続で行われた16日、沖縄でも中国の脅威に警鐘を鳴らすデモが行われた。

「沖縄・台湾・香港の自由を守ろう!」と題したデモを行ったのは、幸福実現党沖縄県本部。

デモ出発前、集まった410人が那覇市の沖縄県庁前で集会を開き、同党県本部代表の下地玲子氏や同党幹事長の松島弘典氏らが、尖閣諸島、南シナ海、台湾、香港に迫る独裁国家・中国の脅威に触れ、国防強化などによって払拭する必要性を訴えた。

那覇最大の繁華街・国際通りに繰り出したデモ隊は、「香港、台湾、沖縄の自由を一緒に守ろう!」「香港の自由を応援しよう!」「台湾を守ることは、沖縄を守ることだ!」「沖縄県が『中国の一帯一路構想』に入ることに、断固反対!」などとシュプレヒコールを上げた。

沿道には、大型客船で観光に訪れていた台湾人の姿があり、デモ隊が掲げる台湾の国旗「青天白日旗」を見つけると、シュプレヒコールに合わせて拳を上げたり、デモの列に加わったり、日本語で「ありがとう! ありがとう!」と言葉をかける光景が見られた。

澄みわたる晴天の下、デモ行進は約1時間にわたって続いた。

勇気ある人々の行動が、中国の脅威をはね返す

デモには、老若男女、幅広い層の人々が参加した。

デモには子連れの母親の姿も見られた。

デモ開催の背景には、沖縄の未来を真剣に考える人々の危機感がある。

尖閣諸島周辺の接続水域では、今月14日まで64日連続で、中国の公船が確認され、自衛隊トップの山崎幸二・統合幕僚長が「これまでにないことであり、深刻に受け止めている」と述べるに至った。

こうした緊迫した状況にさらされているにもかかわらず、玉城デニー・沖縄県知事は5月31日の記者会見で、八重山漁船が中国公船に追いかけられた事案について、「中国公船がパトロールしていることもあるので、故意に刺激するようなことは控えなければならない」と、まるで尖閣が中国の領土であるかのような発言を行った。

玉城知事は4月に訪中した際も、中国の胡春華副首相に対し、「中国政府の提唱する広域経済圏構想『一帯一路』に関する日本の出入り口として沖縄を活用してほしい」などと提案。自ら進んで中国の属国になるかのような発言に、批判が集まった。

中国は強大な経済力と軍事力を背景に、アジアのみならず、中東やヨーロッパ、アフリカへの覇権拡大を狙う。

今回のデモに参加した人々の勇気ある行動は、今後、沖縄、台湾、香港を襲う中国の脅威をはね返す原動力になるだろう。

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