中国の習近平国家主席が1月、台湾政策に関する演説で、「外部の干渉や台湾独立勢力に対して武力行使を放棄しない」と語ったことは、記憶に新しいのではないでしょうか。

この発言により、中国が将来的な"台湾統一"を視野に入れていることが、より明確になりました。

しかし、これまで台湾が中国に支配された歴史はありません。つまり、中国の言う「統一」は、単なる「侵略」に過ぎないのです。

今回は、ここ2、3年の政治スケジュールを追いながら、今、日本から「台湾を守ろう!」という声を挙げることがなぜ大切なのか、という点について考えてみます。