Interview 地域を発展させる「秘策」 - 幸福実現党 愛知県

Interview 地域を発展させる「秘策」 - 幸福実現党 愛知県

 

2018年3月号記事

 

Interview

 

地域を発展させる「秘策」

愛知県

 

全国で活動する幸福実現党の代表者に、地域発展の提言・取り組みについて聞いた。

 


 

生涯現役社会で「人が宝」と言える町へ

 

愛知県東浦町議会議員

原田 悦子

(はらだ・えつこ)1955年、愛知県常滑市生まれ。高校卒業後、保育士として保育所に勤務。日赤奉仕団団長などを歴任し、東浦町の発展に尽くす。2015年、東浦町議に初当選。

 東浦町議となって約3年、危険な道路にカーブミラーや看板を設置したり、高齢の方のごみ出し負担を軽減したり、ささやかながら地域の困りごとに対応してきました。介護や子育ての悩みも聞きます。すぐに解決できない問題も多いですが、話を聞いて不安なお気持ちを軽くすると共に、町議として現実的な問題解決を図るために手を打っています。

 

 

生涯現役社会と子供目線の保育を両立

 東浦町は名古屋市のベッドタウンで、以前から保育園建設には力を入れていましたが、最近は保育士の確保に苦労しています。

 子育てが一段落した30代後半以降、もう一度働きたいという元保育士はいるのですが、公立保育園の場合、年齢制限があって正規職員としては採用されないのです。子育て経験のある人材は宝であり、それを生かさないのはもったいないことです。子供目線で考えても、パートタイム勤務で保育士が頻繁に入れ替わる環境は望ましくありません。

 特定の分野だけでも年齢制限を撤廃し、やる気がある人は「生涯現役」で働けるモデルをつくるべきです。町議会の一般質問の場で、「生涯現役人生」の大切さを訴えたところ、議員や職員にこの言葉が浸透しつつあります。

 とはいえ、規制緩和は一朝一夕では実現できません。改善の一つとして、元保育士の経験から、子供のためにも保育士は人物第一で採用すべきと訴えました。それまでは、筆記試験重視の採用方法でしたが、面接試験で熱意と人柄を重視するスタイルに変わりました。

 

 

防災の基本は人と人とのつながり

 議会では、自然災害への対策や北朝鮮のミサイルに対する避難訓練の実施についても町長に質問しました。ミサイル防衛に対しては「国の指示を待ちます」という回答で残念でしたが、市町村レベルでは国防の危機に対応し切れないことも事実。法律や制度の改革を国に訴えていくと共に、普段から人と人とのつながりを強め、いざという時に助け合える体制を整えることが大事だと感じています。

 特に緊急事態においては、ご近所のコミュニティの絆が安全の鍵を握ります。政治の基本は人と人とのつながりです。地域の人たちと普段からコミュニケーションをとり、「町民一人ひとりが宝」といえる町にしていきたいです。

 

 


 

すべては子供たちを守り未来を開くため

 

幸福実現党
愛知県本部代表

中根 ひろみ

(なかね・ひろみ)1974年、大阪府高槻市生まれ。平安女学院大学短期大学部保育科卒業。現在、認可保育園の園長を務める。中根氏の園は口コミで評判が広がり、入園希望者が絶えない。

 子供が大好きで保育士になり、5年前からは保育園の園長を務めています。同時に、8年あまりの間に国政選挙に7度立候補しました。支援者の皆さんの理解と協力の下、保育園長と政治家の両立にチャレンジしているのは、「国防の危機やいじめ問題などから子供たちの未来を守りたい」という使命感ゆえです。

 

 

現場とかけ離れた保育政策

 待機児童問題を受けて、政府は保育園対策に力を入れようとしています。しかし、政策の多くは実態とかけ離れたもので、現場の自由を奪っています。

 業務負担軽減の目的で、保育時間を管理するタッチパネル式の機械が導入されましたが、入力ミスや機械トラブルに対応するのは現場の仕事。かえって負担が増えました。

 保育士人材確保のための補助金政策にも疑問があります。厳しい言い方をすれば、待遇を第一に考える保育士は長く続きません。長期間にわたって園に貢献している保育士は、子供が好きで、仕事に誇りと使命を感じています。本当はそういう人の給与を上げたいのですが、「○年以上勤務」「しばらく仕事から離れていた人」という形式的な基準で補助金が出るため、頑張る人が報われにくいのです。

 子育て対策に税金を投じるならば、保育園間の競争原理を働かせるバウチャー制度を導入するなど、支給の仕方に工夫が必要です。

 

 

「心の力」「思想の力」が時代を変える

 私の保育園では、正しい心のあり方を教えています。鉄棒に取り組む子供に、「まだできない子は、『おめでとう』の気持ちで、できるようになった子のことを一緒に喜んであげよう。できた子は支えてくれた人に『ありがとう』の気持ちを持とうね」と繰り返し伝えています。そうしたら、すべての子供ができるようになったのです。

 大人になるとこのような素直な心を忘れ、心の力を過小評価します。しかし私は、「心の力」「思想の力」こそが、世の中を変える一番強い力だと信じています。

 仕事の合間を縫って、政治思想や憲法を学ぶうちに、その確信を強くしました。明治維新など大きな革命が起きる前には、必ず偉大な思想家が出て、人々の考え方や意識を変えています。心の力の大切さを広く伝えることで、国家理念である憲法の改正を実現したいです。

 

 


 

誠実さと発想力で地域の問題を解決するい

 

春日井市民の幸福を考える会 代表

酒井 浩三

(さかい・こうぞう)1960年、石川県金沢市生まれ。愛知県の春日井看護専門学校に進学し、国家資格を取得。看護師として県立の障害者施設や病院に勤務。

 就職を機に、春日井市に住んで37年が経ちます。初めてこの街に来たとき、駅にスロープが完備されるなど、他の自治体に先駆けてバリアフリー化が進められていたことに感動しました。

 私は、父が事故で障害を負ったことをきっかけに障害者を支援する看護師を志したので、障害を持つ人も住みやすいこの街を、全国のモデルにしたいと願っています。そこで、「住みよい街、住みたくなる街ナンバーワン」を掲げ、さまざまな活動をしています。

 

 

行政判断のスピードアップを

 地道な活動ではありますが、地域の人たちを訪ね、お困りのことを一つ一つ聞いています。「道路に穴が空いて危険」「野良猫が増えて困っている」など、相談内容は人それぞれ。市役所の担当課に連絡、相談し、市民の不安や不便を少しでも軽減できるよう尽力しました。

 水道路にたまった草木やごみが回収されないとのご意見を受け、市役所に対応をお願いしたところ、「その水道路は名古屋市の管理下にある」と、"たらい回し"にあったこともあります。そこで、「たまったごみが側溝を塞いで水があふれると、春日井市民に被害が及ぶ」と主張し、対応してもらいました。

 こうした活動で、地域の方々との交流が深まると共に、行政の問題点も見えてきました。今後は、法律のリストラによる行政判断のスピードアップも訴えていきたいですね。

 

 

新しい困難には新しい発想で

 住みよい街づくりのためには、市民の安全確保が最も大切です。河川の氾濫による水害が多い地域なので、河川の整備をお願いする要望書を市に提出しました。

 さらに、北朝鮮のミサイル飛来に備え、避難訓練の要望書も市に提出しました。ただ、地下街などの避難場所がないのも実情です。

 そこで、建設が進められているリニア新幹線の地下トンネルをシェルターとして活用することを提案し、関係各所に働きかけています。東京~名古屋間で地下トンネルの非常口は、40箇所設置されますが、そのうち4箇所が春日井市内に造られます。その非常口から地下に避難できるようにするのです。民間企業も関わることであり、実現は簡単ではありませんが、「新しい困難には新しい発想で戦う」という、大川隆法・党総裁の言葉を座右の銘として、粘り強く働きかけていきます。

 

 


 

人々の絆を強くして未来にも輝き続ける街に

 

小牧市民の幸福を考える会 代表

石田 知早人

(いしだ・ちさと)1961年、愛知県小牧市生まれ。愛知大学卒業後、JAに勤務し、地域農業振興にかかわる。PTA会長や消防団員などを歴任し、小牧市の発展に尽くしてきた。

 私が生まれ育った小牧市は、多くの強みと魅力にあふれた街です。

 まず挙げたいのは、航空宇宙産業です。複数の高速道路が交わる物流の要衝ということもあり、日本の主力大型ロケットエンジンを製造する企業や、初の国産ジェット旅客機MRJの関連会社があります。

 さらに、織田信長が築城した小牧山城跡があります。この場所は、徳川家康と豊臣秀吉がぶつかった「小牧・長久手の戦い」の舞台としても知られており、近年の発掘調査で、日本最古の「石垣で造った城」である可能性が浮上しています。

 

 

誇りを持てる街づくり

 このような魅力は、まだ十分に生かされているとはいえません。官民に働きかけ、航空宇宙関連産業の集積強化を目指し、一大産業都市にしたいですね。

 それから、歴史的遺産を上手にアピールして、観光客も呼び込みます。「ここは名古屋に比べて田舎だから」などと思っている地元の方も多いですが、信長が最初に造った石垣の城となれば、見てみたい歴史ファンも多いはず。観光客が「訪れたくなる街」にすると共に、住んでいる人も誇りと愛着を持てるような街にしていきたいですね。

 

 

高齢者の強みを生かし農業促進へ

 また、農協に勤務していた経験を活かし、農業を通じて活躍できる人を増やしていきたいです。農業には、食糧生産はもちろん、環境保護、伝統文化の継承という役割がありますが、後継者不足で耕作放棄地が増えているのが現状です。 これから実現したいこととしては、障害のある方に農業を経験してもらい、自立の道を拓くこと。農業体験や食育を通じて、高齢者と若い世代の交流を図ること。朝市などを企画し、地産地消の振興によって農業を身近に感じてもらうことなどです。こうした試みは、多くの方にとっても生きがいになるはずです。地域農業を活性化し、「小牧ブランド」の農作物などを世に送り出します。

 働く意欲のある障害者のみなさん、まだまだ元気な高齢のみなさんの力を引き出し、絆を強め、この街を発展させることに全力を尽くしていきたいです。

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