安倍晋三首相は、今回の衆院選解散を「国難突破解散」と呼んでいます。その「国難」とは、一つは「北朝鮮の核危機」ですが、もう一つは「少子高齢化問題」です。

確かに「少子高齢化問題」は、産経新聞も「静かなる有事」と呼ぶなど、深刻な問題です。しかし、それに対して自民党が打ち出している政策が、本当に少子化の解決につながるのかは、甚だ疑問です。