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EU(当時EC)は失敗し、イギリスから崩れる
大川隆法総裁はイギリスのEU離脱も、26年前に予言していた。1990年12月に行われた講演「未来への聖戦」で以下のように述べている。なお、文中のECは「欧州共同体」のことで、EUの前身。
「 ECの統一、すなわちヨーロッパの通貨、国境、経済、政治、それらすべてを一元化して、統一国家的にしようとする動きがあります。(中略)このECの統合は必ず失敗します。まず、脱落はイギリスから始まるでしょう 」(『 神理文明の流転 』所収)
ドイツ・フランスへの負担が大きくなる
そんなEUの今後に関して、2016年6月時点で大川総裁はこう指摘している。
「 そもそもEUは"駆け込み寺"になっています。要するに"弱者連合"のようになっているわけです。(中略)強い国、お金をたくさん持っている国から、貧しい国にお金をばら撒くだけになってくるわけです。(中略)今後、ドイツやフランスの負担がすごく重くなってくるだろうと考えられます 」(『 地球を救う正義とは何か 』所収)
現時点ではフランス新大統領として、「EU残留派」のマクロン氏が選ばれたが、イギリスが抜けた後、ドイツ・フランスがEUを"支える"ことの経済的負担に耐えかねて、国内での不満が爆発する可能性が高い。もし両国も離脱を選べば、EUの崩壊は避けられない。
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