防衛省が、「サイバー防衛隊」を大幅に強化する方向で検討を進めています。現在の約110人から約1000人にまで人員を増やし、新たにサイバー攻撃の方法を研究する部門を設置する構想です。毎日新聞(17日付電子版)が報じました。

情報戦は国家の命運を決める大事なファクターの一つ。「日本はこの分野で大きく後れを取っている」とたびたび指摘され、改善を行うよう求められていますが、思うようにいっていません。

そこで本欄では、戦前・戦時中の事例を用いて、機密情報が漏洩したらどうなるのかを振り返りたいと思います。