4日に投開票が行われた奈良県の明日香村議選で、幸福実現党公認候補の柳谷信子(やなぎたに・のぶこ)氏が、定数9人中2位で初当選を決めた。

同党公認の地方議員は14人目となる。

当選を決めた柳谷氏は、次のように意気込みを語った。

「この飛鳥の地は、聖徳太子が生まれ、活躍した、日本の政治の原点です。その精神に則って、皆様を幸せにしていきたいと思います」

柳谷氏は、「柳谷信子と飛鳥の歴史を守る後援会」を立ち上げ、古代史における正しい歴史認識の発信につとめてきた。

今年2月、文部科学省は中学校の次期指導要領において、「聖徳太子」の表記を、「厩戸王」に変更する改定案を出した。最終的には、現行の表記が維持されることになったものの、表記変更の奥に、「尊崇される存在としての聖徳太子を否定する意図」が見え隠れする。

柳谷氏はこうした状況について、「歴史の風化と変質」と警鐘を鳴らす。

今後、飛鳥などを中心に展開された日本の歴史の素晴らしさをさらに広げ、さらには、「飛鳥・藤原京の世界遺産」の早期実現も進めていくという。

日本の政治の原点となる精神・歴史を守る活躍が期待される。

【関連サイト】

幸福実現党東京都議選 特設ページ

https://hr-party.jp/senkyo/2017togisen/

幸福実現党公式HP

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