2月4日から7日にかけて、タイ、カンボジア両国の国境紛争が再燃しており、事態収集のめどが立っていない。

両国間ではヒンズー教寺院「プレアビヒア」の領有をめぐって争い、その周辺で何回も武力衝突が起きてきたが、2008 年にカンボジアの世界遺産に登録されたことをきっかけに、さらに紛争がエスカレートした。今回の武力衝突では、これまでに民間人を含む少なくともあわせて5人が死亡、40人以上がけがをしている。

タイとカンボジアでは国民の90 %以上が仏教徒だが、平和主義である仏教を信仰する両国がヒンズー教寺院を巡って争いが起きているとは、なんとも嘆かわしい。

また、大川隆法総裁の『黄金の法』によると、2050 年代にはタイのバンコクに「光を継ぐ者が現れる」という。それまでの約40年間、タイがどのような国になっていくのか、それもまたウォッチし続けたいところだ。(吉)

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