5日付け東京新聞で、日米両政府が、中国を意識した宇宙やサイバー空間での「防衛強化」を進めていることを報じている。今春に予定されている外務・防衛閣僚の日米安全保障協議委員会(2プラス2)で合意を目指す新たな共通戦略目標に、日米両政府が以下の内容を盛り込む方向で調整に入ったという。

・宇宙やサイバー空間における情報収集・警戒監視・偵察活動で協力

・海上交通(シーレーン)の安全維持

・日本有事などに備えた共同訓練の充実やミサイル防衛

・韓国やオーストラリアとの連携強化

こうした宇宙空間での国防力強化の動きは歓迎したいが、リバティ本誌では数年前からその重要性を訴え続けている。昨年春には「日米共同による『平和宇宙戦艦・大和』の建造で宇宙空間の平和を守れ」という杉山徹宗・明海大学名誉教授のインタビューを掲載した。

民主党政権が宇宙空間での国防強化に積極的な姿勢を見せるのは、むしろ「官僚主導」ととらえた方がよさそうだ。(格)

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「民主党政権から日本を守れ(4) 超先進防衛技術で日本を守れ!」
詳細は、杉山氏の最新刊『ニュー・フロンティア戦略』
(幸福の科学出版刊: http://www.irhpress.co.jp/detail/html/P0238.html )でも深く知ることができる。

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