2017年1月号記事
釈量子の志士奮迅
特別編
「北海道よ、大志を抱け」
特別対談 釈量子 × 森山よしのり
幸福実現党党首
釈量子
(しゃく・りょうこ)1969年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒。大手企業勤務を経て、(宗)幸福の科学に入局。本誌編集部、常務理事などを歴任。2013年7月から幸福実現党党首。
釈量子のブログはこちらでご覧になれます。
「北海道よ、大志を抱け」
幸福実現党
北海道本部 副代表
森山よしのり
プロフィール
(もりやま・よしのり) 1966年、東京都生まれ。中央大学法学部卒。元・新日本製鐵(株)を経て、(宗)幸福の科学に入局。札幌中央支部長(兼)札幌豊平支部長などを歴任。 森山よしのり 公式ブログ http://moriyama-yoshinori-hrp.blogspot.jp/
ロシアとの経済協力で注目される北海道。11月に当別町で、その発展のため日々奮闘する、幸福実現党北海道本部の森山よしのり氏と対談しました。
◆ ◆ ◆
釈党首(以下、釈): 私は北海道の温泉の魅力に取り憑かれた者の一人です。
15年ほど前、北海道出張の帰りに登別に寄り、「第一滝本館」の温泉と、「さぎり湯」という共同温泉をはしごしたんです。
どちらもあまりにも泉質がよくて、遅くまで入っていたら、終バスを逃してしまう、という失態をしたこともありました。
森山よしのり(以下、森山): (笑)。温泉は北海道の貴重な資源です。
温泉の発展系として、「地熱発電」も大きな可能性を含んでいます。北海道の地熱資源の潜在資源量は日本の6割近いとも言われているんです。地熱発電所は一箇所しかないので、開発の余地がかなりあります。
釈: 温泉は、北海道の農業とも大いにからんでいます。地元では有名な話ですが、十勝の芽室町では「白銀の太陽」というマンゴーがつくられています。
地元農家の方が、「クリスマスにマンゴーを届けたい」と思い立ったそうです。
試行錯誤の末、「夏は貯めておいた雪水でハウスを冷やし、冬は十勝川温泉の熱でハウスを35度近くまで温める」ことで、人工的に夏冬を逆転させました。
その結果、クリスマスの時期に、高い糖度のマンゴーを出荷できました。一玉5万円もの値段がついたというから驚きです。
日本の農業は世界で勝てる
森山: そうした日本の農業のレベルの高さには驚かされます。
農家が多い北海道では、環太平洋経済連携協定(TPP)への不安が大きいですが、日本の農作物の品質はピカイチですから世界で戦えます。
課題は「国内外にいかに販路を拓くか」です。そのためには、農協が主導する横並びの流通をやめて、切磋琢磨し、知恵を磨きあう農業制度に変えなければいけません。
釈: ドナルド・トランプ氏がアメリカ新大統領になることで、TPPの行方が不透明になっています。アメリカが衰退していく中にあって、TPPには中国包囲網としての意味があったのですが、トランプ氏は、関税など別の手段で中国をけん制しようとしているようです。
ただ、いずれにせよ日本の農業の潜在力を開花させ、世界に売り込む農政は必要でしょう。
「大志」が経済を動かす
森山: 多くの支持者から、農政がころころ変わることへの不満の声をよく聞きます。
民主党が戸別所得補償を行っても、自民党に戻ったら廃止されました。このあり方を、「猫の目農政」と揶揄する人もいます。
これでは、農家は未来がどうなるかが分からず、新たなチャレンジができないのです。
釈: 農政に限らず、国のお金は、「戸別所得補償」などのバラまきではなく、新たな富につながる投資に使うべきです。
幸福実現党も、「サハリンと北海道を鉄道でつなぎましょう」といった大きな構想を訴えています。
森山: 千歳にも空港や自衛隊の基地があるので、この立地を生かし、千歳・胆振に防衛産業を誘致してもいいと思います。
釈: 日本も北海道も、こうした大きな夢を描かなければいけません。
先ほど触れたマンゴー農家の奮闘記は、多くの人の感動を生み、ミュージカルにもなっています。さらにその方は「十勝をフルーツ王国にしたい」と言っておられました。
やはり、こういう起業家の「大きな夢を描く」という感動のストーリーや志が、様々な形で経済発展につながっていきます。
写真:シゲポン/PIXTA(ピクスタ)
これから大切なのはクラーク博士の「ボーイズ・ビー・アンビシャス(少年よ、大志を抱け)」の精神ではないでしょうか。
幸福実現党は、「日本を、世界のナンバーワン国家にする」というビジョンに向けて、さらなる精進をして参ります。