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安倍晋三首相は17日(日本時間18日)、米ニューヨークで次期大統領のドナルド・トランプ氏と初めて会談した。非公式の会談として、マンハッタンのトランプタワーにあるトランプ氏の自宅で行われた。
日本の首相が、就任前の次期大統領と会談するのは異例のこと。またトランプ氏が外国首脳と会談するのは初めて。会談の内容は明らかになっていないが、まずは個人間の信頼関係をつくることに注力し、日米同盟の重要性を確認したと見られる。
安倍首相は会談後、「2人で本当にゆっくりと、じっくりと胸襟を開いて、率直な話ができた。ともに信頼関係を築いていくことができると確信の持てる会談だった。中身については、私の基本的な考え方を話をさせていただいた」と語った。
またトランプ氏は自身のフェイスブックに、「安倍晋三首相が私の自宅に立ち寄り、素晴らしい友情が芽生えたのは楽しいことでした」と記した。
安倍首相がトランプ氏を信頼できた理由
これまでトランプ氏は、「米軍の駐留費を全額負担しなければ、日本から米軍を撤退させる」などと発言してきた。そのためトランプ氏の大統領就任で、日米同盟が揺らぎかねないと懸念する声も出ていた。
今年初め、暴言を批判されていたトランプ氏について、「正直で信頼できる人物」「次期大統領のリーダーの器であることを望んでいる」といち早く評価したのが、大川隆法・幸福の科学総裁だ(『守護霊インタビュー ドナルド・トランプ アメリカ復活への戦略』)。当時、これほどトランプ氏を評価していたのは、大川総裁だけだった。
大川総裁がトランプ氏の守護霊を呼び出し、考えを聞いたところ、トランプ氏の守護霊は日米安保条約について次のように語っていた。
「沖縄の人たちは好かんね。われわれ米軍が日本を敵から守ってやってるのに、彼らはわれわれを憎んで、デモばかりやって、『ヤンキー、ゴーホーム』と言ってる。沖縄には辺野古問題もあるし。そうしたいんなら、どうぞ自分たちで守ってください。どうぞ日本も核兵器を持ってください。それができないんなら、日本人は黙ってなさい!」
これは、論理的に考えてもまっとうな意見だ。世界第3位の経済大国である日本は、本来ならば、自国を防衛する力を持っているのに、沖縄などに米軍が駐留することで、日本やアジアを防衛してもらっている。多額の財政赤字を抱えるアメリカとしては、日本などの同盟国には、「自分の国は自分で守れ」と言いたくなるだろう。
また、今回の会談で、安倍首相はトランプ氏について、「信頼できる指導者だと確信した」と語った。ここまで安倍首相が断言できた背景には、大川総裁がトランプを高く評価していたことがあったのではないだろうか。
マイク・ペンス次期副大統領を政権移行チームの責任者に据え、着々と政権発足に向けた準備を進めるトランプ氏。日本には、トランプ次期政権との関係を密にして、日米でアジアの平和構築を担っていくという気概が必要となるだろう。
(山本泉)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『トランプ新大統領で世界はこう動く』 大川隆法著
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