「むずかしいことはできても、平凡なことはできないというのは、ほんとうの仕事をする姿ではない」経営の神様と言われた松下幸之助が残した言葉です。

私たちは、ともすれば華々しい結果に目が向いて、それを支えている土台部分の努力を見落としがちです。若いうちは「なぜ自分がこんな地味なことをしなければいけないのか」と不満を感じ、仕事に慣れてくると雑事から離れ、「原点」を忘れてしまうものです。

しかし、基本動作を疎かにして付加価値の高い仕事をすることはできません。ここで、世の人々から偉大な仕事を成し遂げたと尊敬される「偉人」が、素晴らしい成果の背後で続けてきた「凡事」を見てみましょう。