完成を目前に控えた「聖地エル・カンターレ生誕館」。

2016年11月号記事

空海、行基、日本の神々―

「聖地・四国」2500年の歴史

「お遍路」で有名な四国。

全国から多くの巡礼者が集うが、解明されていない謎も多い。

文献を読むと、日本神道の神々や行基などとの関係も見えてくる。

現地を訪れ、その謎に迫った。

(編集部 山本慧 / 写真 大滝政文)


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幸福の科学の聖地の謎

立宗30年を迎えた幸福の科学。節目の年に当たり、幸福の科学の歴史に迫る。

幸福の科学の聖地、徳島県吉野川市川島町。同町では、幸福の科学の御本尊の名を冠した「聖地エル・カンターレ生誕館」の建立事業が進んでおり、9月上旬、見学会が開かれた(上)。

川島町は、創始者の大川隆法総裁が生まれた地。3日間で全国・全世界から4千人が訪れ、盛況となった。

聖地巡礼の意義について、大川総裁は9月中旬に行った英語説法で、「この地は、あなた方にとっても、再生の地です!(中略)どのようなところから来ても、受け入れられ、再び生まれ変わることは可能です。これが、生誕館の意味です」と語った(注2)。

(注2)演題は「El Cantare in Kawashima」。

次ページからのポイント

幸福の科学の草創期

川島町を取り巻く「聖域」

幸福の科学が四国・徳島に誕生した理由!?

古代寺院「大日寺跡」

立宗30年 データで見る幸福の科学