2016年11月号記事

No. 049

山口敏太郎のX REPORT

超常現象コメンテーターの山口敏太郎氏が宇宙人、UFO、その他の超常現象をジャーナリスティックに検証する

山口敏太郎

(やまぐち・びんたろう)1966年、徳島市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。著書は『霊怪スポット 戦慄の最新ファイル』(KAWADE夢文庫)、『恐怖呪い姫~実話狂気怪談』(TO文庫)など多数。TV、ラジオに多数出演。真言宗信徒。メルマガ「山口敏太郎のサイバーアトランティア~世界の陰謀・オカルトの真実」配信中。 http://foomii.com/00015

千葉県銚子市ではUFOの墜落事件があった(部品が落下したという説も)と、先月号で述べた。今月はこのことについて、少し詳しく話してみたい。

1956年9月7日午後7時ごろ、銚子市の数カ所に空から金属箔が降ってきた。金属箔は長さ4~5センチ、幅1ミリ、厚さ10ミクロンだったという。銚子市在住のT氏が、その金属箔をUFO研究家・荒井欣一氏に送った。荒井氏は、東京都立工業奨励館に分析を依頼。すると、主成分はアルミニウムで、鉛も10%、バナジウムも若干混入していることが分かった。

電気機器に用いるアルミニウムには鉛を0・4%以上、混入させないという規制がある。そのため、10%も鉛が含まれているのは不自然だ。

次ページからのポイント

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