2016年10月号記事

HSU論壇

未来への貢献

第13回

日本経済にもっと「感動」を

ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)
未来創造学部/芸能・クリエーター部門専攻コース長

中田 昭利

(なかた・あきとし) 1954年、東京生まれ。1980年一橋大学卒。1993年UCLA大学院修了。ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社ディズニー・ミュージック・グループ アジアパシフィック日本代表として「ディズニー・オン・クラシック」を企画制作。2010年より幸福の科学に奉職。幸福の科学出版国際出版部部長を経て、現在、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ プロフェッサー兼未来創造学部 芸能・クリエーター部門専攻コース担当局長。

閉塞感漂う日本経済を復活させるために必要なものとは何か。

ハリウッドの現場を知り、「ディズニー・オン・クラシック」を生み出した中田昭利氏が、感動を創造するための秘密を語る。

日本経済は上昇気流に乗れずにいる。景気回復への道筋はまだ見えない。アベノミクスも初動直後こそ効果があったかに思えたが、消費増税によって経済は再び萎んでしまった。

結局、政府に頼るのではなく、民間企業が頑張って日本経済を復活させるしかない。

そのために必要なことは、「人々を幸せにしたい」「感動させたい」という企業の創意工夫だと私は考えている。今回は、「感動」の力が経済発展をもたらすことについて考えてみたい。