世界のタンカーがひっきになしに航行する南シナ海。写真はイメージ。

今、世界で最もホットな裁判沙汰は、フィリピンが中国を訴えた「南シナ海問題」だ。

発端は、フィリピンが2013年、「南シナ海のほぼすべてに主権がある」と主張する中国を提訴したことに始まる。この裁判を審理するオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は、来週7月12日に判決を出すことを発表。中国に不利な判決が下ると予想されている。

日本のメディアは、国防や外交政策に大きく関わる問題であるため、裁判の続報を伝え続けている。