会見に臨む大八木光子氏(写真中央)。

桓武天皇が794年に平安京に遷都したことから始まる、千年の都・京都――。

京都は長らく、日本の政治や文化の中心であり続けてきた。また、清水寺や金閣寺など神社仏閣の数も多く、京都市だけでも2千以上あるという宗教都市でもある。季節感の移り変わりも美しい。

こうした「日本らしさ」を感じられる京都には、日本のみならず、外国人観光客も数多く訪れている。世界で最も影響力があるとされるアメリカの大手旅行雑誌「トラベル+レジャー」の観光都市ランキングで、京都は2年連続で世界第1位に選ばれた。

そんな京都で、「本当に国民の幸せを願った政治が行われているんでしょうか?だから、黙ってられへんのです」と、7月の参院選の出馬に名乗りを上げたのが、幸福実現党の公認候補・大八木光子(おおやぎみつこ)氏だ。

京都で生まれ育った大八木氏は、祖父が経営する日本料理屋で若女将を務めてきた。4月に行われた衆議院の京都3区補選にも立候補したが、残念ながら当選には至らなかった。

大八木氏は13日、京都府庁で参院選出馬の記者会見を行った。大八木氏が立候補する理由は、「多くの若者に本気で日本の未来のために、立ち上がってほしいと思ったから」。

若女将として多くの人をもてなしていた大八木氏が強く訴えるのは、「減税」だ。大八木氏は、「消費税8%のままでは、景気は回復しない」と指摘。実際、消費税を導入しても、政府の税収は増えておらず、財政赤字は1千兆円以上に膨らんでいる。その他、未来産業の育成や国防の大切さも訴えた。

消費増税の影響を肌に感じてきた大八木氏。彼女には、中小企業の経営者や商店街の人々の気持ちが分かる。政治家になれば、「おもてなしの心」を日本の政治にももたらし、減税政策を推し進めてくれるだろう。

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