青森県は1999年に、「スポーツ立県宣言」をした。

その後、高校野球では、同県の光星学院高校(現、八戸学院光星高校)が2011年夏、2012年春、夏と3回連続で準優勝と遂げた。今月20日に開幕する春のセンバツでは、同校と青森山田高校の、県史上初の2校出場が決まっている。

また、高校サッカーでは、青森山田高校が2009年度に準優勝し、2015年度もベスト4入りした。「宣言」以降、青森県勢は目を見張る活躍を見せている。

あきらめない心や忍耐心、自助努力の精神など、子供たちがスポーツで培っていく力は、彼らの将来を切り拓き、日本を発展・繁栄させる原動力となるだろう。

「具体的に政治を変えなければ」

こうした子供たちの未来を守ろうとしているのが、同県弘前市出身の、幸福実現党の三國佑貴(みくに・ゆうき)氏だ。三國氏は9日、青森県庁で記者会見を開き、今夏に行われる参院選に幸福実現党の公認候補として出馬することを表明した。

出馬表明をした三國氏(中央)。

三國氏はこれまで、幸福の科学の職員として、悩みや苦しみを抱える多くの人たちの心に寄り添ってきた。ただ、それだけでは不十分と感じ、「具体的に、法律や制度を変え、政治そのものを変えていかなければならない」と、政治を志した。

三國氏が掲げる主要政策は、(1)「国民の未来を守る」、(2)「自由を守る」、(3)「若い力を守る」の3つ。以下は、要旨。

三沢基地を基点に日米同盟の絆を深める

(1)青森県は、陸・海・空の自衛隊を擁する東日本防衛の最前線。三沢基地を基点にし、日米同盟の絆を深め、憲法9条の改正、抑止力としての軍事力も強化していく。また、国防債の発行、消費税を5%に減税、最先端技術への長期投資、老後もいきいきと働ける生涯現役社会の実現を通して、明るい未来を切り拓いていく。

(2)マイナンバー制度の抜本的な見直し、廃止を求めていく。この制度の先には、預金口座やクレジットカードなどを国がすべて把握し、国民一人ひとりの自由を奪っていく「監視社会」がある。法律や規制のリストラを進め、「自由の大国」日本を実現する。

(3)日本の戦争犯罪を認めた「河野・村山談話」「安倍談話」を白紙撤回し、愛国心を育むための正しい歴史教育・道徳教育を実現する。「オリンピスト輩出立県青森」を掲げ、才能あるアスリートの発掘、育成、支援事業を推進し、多数のメダリストを輩出していく。

国防や教育などを通じて、子供たちの可能性が引き出されるような社会の実現を期待したい。

【関連記事】

2016年4月号 中国・北朝鮮に核兵器を使わせないために - 日本も核装備を

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10974

2016年1月号 2016年 国民全員が標的! マイナンバーであなたの財産が奪われる 特集 2016年 笑う首脳、泣く首脳

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10513