2016年4月号記事

No. 42

山口敏太郎のエックス-リポート

オカルト研究家・山口敏太郎氏が宇宙人、UFO、その他のミステリー情報を合理的、科学的、実証的、ジャーナリスティックに検証する

山口敏太郎

(やまぐち・びんたろう)1966年、徳島市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。作家、妖怪研究家、漫画原作者。(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。日本通運でIT担当や営業に携わり、作家に転身。1996年、学研「ムー」のミステリーコンテストで論考「妖怪進化論」が優秀賞受賞。著書は『霊怪スポット 戦慄の最新ファイル』(KAWADE夢文庫)、『恐怖呪い姫~実話狂気怪談』(TO文庫)など多数。TV、ラジオ出演のほか、多数のネットニュースに寄稿。真言宗信徒。メルマガ「山口敏太郎のサイバーアトランティア~世界の陰謀・オカルトの真実」配信中。 http://foomii.com/00015

ヒラリー氏とUFO研究家のローレンス・ロックフェラー氏が一緒に歩いている写真。UFOの話をしていたといわれる。(画像はYouTubeより)と、ヒラリー氏が抱えていたUFOに関する本、『Are We Alone?』。

アメリカ大統領選挙は、ドナルド・トランプ氏の過激発言などで盛り上がっている。そんな中、民主党から出馬を目指すヒラリー・クリントン氏が、驚きの"公約"を発表した。

ヒラリー氏は記者たちの前で「宇宙人はすでに地球を訪問している。自分が大統領になれば、UFOやエリア51の情報を公開する」とコメントしたのだ。

このUFO情報の開示は、クリントン家にとって悲願だった。2007年には、ヒラリー氏は、夫で元アメリカ大統領のビル・クリントン氏と共に、政府にUFOの機密文書の公開を迫ったことがある。

ただ、ヒラリー氏の発言に対し、アメリカ国民は冷ややかだった。ネット上には「当選後、そんなものはありませんでした、と発表するんじゃないか」「過激発言のトランプか、オカルトのクリントンの二択かよ」というコメントが多数上がっている。その一方で「本当は隠したい情報があり、そこから国民の目を逸らすための発言ではないか」という意見も出ている。

ヒラリー氏は2007年、夫のビル・クリントン氏と共に政府にUFOの機密文書の公開を迫った。(画像はYouTubeより)

次ページからのポイント

宇宙語を話す男がいた?!

CIAのXファイルが公開!