記者会見を行う幸福実現党の釈量子党首(左)と金城タツロー氏(右)。

今年7月に行われる参院選の沖縄選挙区の幸福実現党・公認候補として、金城タツロー氏が15日、沖縄県庁で出馬表明の記者会見を行った。会見には、同党の釈量子党首も同席した。同党は参院選で、全選挙区に候補者を擁立する方向だ。

金城氏は2009年の衆院選、2010年の参院選、沖縄県知事選にも出馬。一貫して中国の脅威から尖閣諸島や沖縄を守ることを訴えてきた人物だ。

金城氏は記者会見の中で、「辺野古への移設は、県民の基地負担軽減と抑止力強化とを併せ持つ施策」「2016年参議院選挙の公約 最終的かつ不可逆的に辺野古問題を解決する」と記したプラカードを掲げつつ、沖縄防衛の重要性を情熱をもって訴えた。

また、同党の総裁でもある大川隆法・幸福の科学総裁は今月30日、沖縄コンベンションセンターで「真実の世界」と題した講演会を行うことが決まっている。その講演会の前に、同党も企画を行う予定だ。

沖縄では辺野古への米軍基地移設をめぐり、意見が対立している。だが、昨年11月から12月にかけ、尖閣諸島の領海内に中国軍艦が侵入するなど、中国の軍事活動は活発化する一方だ。

沖縄以外でも、年初から北朝鮮が水爆実験を行うなど、日本を取り巻く安全保障上の環境は厳しさを増している。2009年の立党時から国防を訴えてきた幸福実現党の動きには、今後も注目だ。

(山本泉)

【関連ページ】

大川隆法 RYUHO OKAWA 公式サイト(講演会情報)

http://info.ryuho-okawa.org/2016/382/

【関連書籍】

幸福の科学出版 『正義の法』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1591

幸福の科学出版 『北朝鮮・金正恩はなぜ「水爆実験」をしたのか』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1612

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