2015年に「ザ・リバティ」本誌の映画ページで紹介した作品を中心に、リバティ編集部の映画担当者が、おすすめ作品を「泣ける」「エキサイティング」「勉強になる」に分けて勝手にランキング。年末年始のDVDや劇場鑑賞の参考にどうぞ。(15年3月号~16年2月号掲載分より)
【泣ける】
1位「くちびるに歌を」(4月号)
2位「ビリギャル」(6月号)
3位「海難1890」(1月号)
最近の邦画は心に染み入る感動モノの質が高い。「くちびるに歌を」はアンジェラ・アキの名曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」をベースに制作された青春映画で、大人も中学時代にタイムスリップさせてしまような不思議な力を感じる。「ビリギャル」は学年ビリのギャルが大学受験に挑戦するドラマ。「海難1890」は日本とトルコの実話をもとにした大作。
【エキサイティング】
1位「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(1月号)
2位「トゥモローランド」(7月号)
3位「天空の蜂」(10月号)
ファンとしてのひいき目も入っているかもしれないが、「スター・ウォーズ」最新作はやはり興奮する。単独の映画としてもスリルがあり、旧作のキャラクターやアイテムの絡みも絶妙だ。「トゥモローランド」は未来都市がリアルに描かれたファンタジー。「天空の蜂」は人気作家・東野圭吾原作の本格サスペンス。
【勉強になる】
1位「グローリー/明日への行進」(7月号)
2位「ブリッジ・オブ・スパイ」(2月号/日本公開2016年1月8日)
3位「アメリカン・スナイパー」(3月号)
どれも実話をもとにした作品。「グローリー」は「I Have a Dream(私には夢がある)」のスピーチで知られるキング牧師の活動を描いた淡々とした作品だが、宗教的リーダーの姿を垣間見ることができる。「ブリッジ・オブ・スパイ」は米ソ冷戦時の交渉人ドラマ。「アメリカン・スナイパー」はイラク戦争時に米軍で活躍した狙撃手の半生。
2016年も、素敵な映画との出会いをサポートします。どうぞよいお年をお迎えください。
(大塚紘子)
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ザ・リバティWebシネマレビュー
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