テレビ朝日は、平日夜の報道番組「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスターが、開始12年の節目となる来年3月末で降板することを24日に発表した。

古舘氏は同局内で取材に応じ、「不自由な12年間だった」「純粋な中立、公正なんてありえない」などと思いを打ち明けた。さらに、「ニュースキャスターは反権力、反暴力。キャスターが意見を言ってはいけないことはない。基本的に、偏らない放送はできないとの思いでやってきた」などと自説を展開した。また、「産経新聞と朝日新聞、同時に取材を受けたい。多重音声で産経用と朝日用でしゃべりますから」などと述べる一幕もあった(25日付産経新聞)。

古舘氏の守護霊霊言で明かされていた「不自由さ」

大川隆法・幸福の科学総裁は、2013年5月に古舘伊知郎キャスターの守護霊を招霊し、元朝日新聞記者で幸福実現党・矢内筆勝党首(当時)との「本音対決」として、古舘氏の本音を明らかにしている(幸福実現党刊『バーチャル本音対決』所収)。

そこには、本人がこのたびの降板について語ったコメントに通じる、不自由さをうかがえる場面があった。以下は古舘氏守護霊のコメント。

「(憲法改正には賛成か反対かを問われ)社の方針があるからねえ。あたしだって雇われですから、私自身の一存で決めることはできません」

「(「報道ステーション」の高い視聴率について)私たちは代弁してるだけで、私たちがそういうふうにしたくて、やってるわけじゃない。国民の意見を代弁して、彼らの気持ちを和ましてるのよ」

「日本が中国にODAの円借款で援助していた事実をもっと言うべき(テレビ朝日は中国寄りの報道をしている)」

同霊言収録後、大川総裁は、古舘氏について次のように述べている。

「古舘さんは、透明性というか、いろいろなものを素通しにする傾向を持っているということが分かりました。(中略)いろいろな者の主張を受けているうちに、それが、(霊が乗り移るように)本当に入ってきて、代弁している可能性はありますね」

古舘氏の言葉の使い方は天才的だ。その根底にはこうしたシャーマン的な能力も影響しているのかもしれない。

ただ、本人の言葉にもあった「反権力、反暴力」に基づいた主張だけでマスコミが国の方針に影響を与えすぎると、国民を不幸にしてしまいかねない。今後は、「これからは娯楽の方でしゃべり倒したい」と本人も述べている通り、より自由なエンタメ分野でその才能を存分に発揮し、視聴者を楽しませてくれることだろう。(真)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『バーチャル本音対決 TV朝日・古舘伊知郎守護霊 vs. 幸福実現党 党首・矢内筆勝』 大川隆法著

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