「国境なき記者団」は23日までに、日本人フリージャーナリスト・安田純平氏がシリアで武装勢力に拘束され、身代金を要求されていると発表し、政府に迅速な対応を求めた。その証拠や詳細は明らかになっていないが、このことは2015年1月に過激派組織「イスラム国」に拘束され、殺された後藤健二氏や湯川遥菜氏の事件を想起させる。世界各国は人質事件にどのように対応しているのか。日本と海外の事例を比べてみたい。