パリのテロを受け、世界各地で追悼式が行われている。(画像は Tobias Theiler / flickr )

パリで起きた同時多発テロ事件の現場からシリア旅券が見つかるなど、テロ実行犯がシリア難民として入国した可能性が新たに浮上しています。

旅券は、サッカースタジアムで自爆テロを起こした実行犯の遺体近くで見つかりました。入国記録によると、旅券の所持者は、フランスを訪れる前にギリシャに入国していたことが分かっています。

戦乱から逃れてきた難民を追い返すわけにはいかない一方で、難民に紛れてテロリストが入国しないようにしなければならず、難民が押し寄せる欧州諸国は頭を抱えている状況です。

イスラム国のテロ、難民、ともにその背景にはシリア紛争があります。いったいシリアで今何が起こっているのでしょうか。本欄では、シリア紛争の流れをざっくり振り返ってみます。