2015年12月号記事

法話

安保法制はなぜ必要だったのか

「奇跡を呼ぶ心」

2015年9月19日 東京正心館

集団的自衛権の行使を可能とする安全保障関連法が、9月19日未明に成立した。大川隆法総裁は、同日午後に行った法話で、この安保法制について言及した。

幸福の科学グループは、6年以上前から国防強化の必要性を主張し、集団的自衛権行使容認を是とする言論を数多く発信してきた。今回の法案については、野党側からは「憲法違反ではないか」という反対の声が上がっており、世論の理解も十分とは言えない。だが、日本を取り巻く現状を見れば、平和を維持するために必要な法制と言える。

現在、中国は南シナ海の島を次々と埋め立て、軍事拠点をつくり、海洋支配を強めている。日本は多くの食糧やエネルギーを輸入に頼っており、その多くは南シナ海を通って運ばれる。もし、中国が南シナ海を通る船を「通せんぼ」すれば、国家存亡の危機だ。その場合、一方的に中国の言うことを聞かざるを得なくなる。

大川総裁はこうした現状に触れ、「 平和というのは、正義が実現された後に来るものであって、悪が実現された後に来るものは隷従にしか過ぎない 」と、「何があっても戦争には反対」と主張する人々に警鐘を鳴らした。

ただし、中国の脅威が迫っているから安保法制が必要であると明確に説明しなかった安倍政権の問題点も指摘した。

その他、次のようなテーマについても触れられた。

  • 大きな仕事を成し遂げようと志す人が持つべきものとは。

  • 普天間米軍基地の辺野古への移設を阻止しようとする翁長沖縄県知事への評価。

  • 偏向報道を続ける沖縄の新聞に対して言いたいこと。

法話後に行われた質疑応答では、奇跡が起こりやすい人のマインドや特徴について語られた。個人や国家においても、希望の未来が開いていく予感に満ちた内容だ。

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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